「人身売買をなくすためのセックスワーカーの組織化、当事者参画、コミュニティ構築、労働状況」(GAATW2018調査報告書日本語版)を発行しました

子どもと女性の人身売買禁止ネットワーク(GAATW:Global Alliance Against Traffic in Women)の2018年調査報告書“Sex Workers Organising for Change: Self-representation, community mobilisation, and working conditions” (全306頁)の日本語版、「人身売買をなくすためのセックスワーカーの組織化:当事者参画、コミュニティ構築、労働状況」をリリースしました!

このGAATW調査報告書は、カナダ、メキシコ、スペイン、南アフリカ、インド、タイ、ニュージーランドの7カ国のセックスワーカー団体と共にGAATWが実施した調査に基づいています。
この報告書では、セックスワーカーが劣悪な条件下で働かされたり、搾取目的での暴力や詐欺の被害に遭う状況・問題を解決するために、セックスワーカーコミュニティがどのように解決してきたかが書かれています。例えば、他の関連団体へアドバイスしたり、売春宿のオーナー/ママとの交渉や、地域外に出たポン引きの追跡、被害女性が故郷の家に帰るための資金を集める等、様々なレベルのグッドプラクティスについてです。

報告書の内容をダイジェストで解説、紹介する動画も配信中!

人身売買をなくすためのインドの取り組み~GAATW2018調査報告書から~
人身売買をなくすためのカナダの取り組み~GAATW2018報告書から~

勉強会を開催してほしい団体や学生のグループなどいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。少人数からでもOKです。

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