Colum

盗撮はほとんどの場合、犯罪として検挙されない事実をご存じでしたか?
盗撮被害に関する相談を受け、先日弁護士に相談に行ってきました。
弁護士さんとの一問一答は以下の通りです。

Q.盗撮した客を捕まえたいのですが?

A.ホテルなどの密室や家の中での盗撮は犯罪にならない。逮捕できるのは、電車や駅など公衆の場で盗撮した場合(ニュースでの盗撮の犯罪報道はこういったケース)。よって、取り締まるには、盗撮規制法のような法律をつくるしかないが、スキャンダルのスクープ写真などの報道の自由や、探偵業が仕事として存在することの兼ね合いで難しいと言われている。

Q.盗撮された動画がたくさんインターネットにUPされていますが、これも許されているのですか?

A.撮影した動画は撮影した人のものになるので、それをどうしようが、UPしようがその人の自由ということになる。

Q.肖像権の侵害、名誉毀損になるのでは?

A.セックスしているという事実は、(みんなセックスしているし)人の名誉を落とす行為ではないので、名誉毀損というのは難しい。

Q.どういう理屈であれば犯人を逮捕できますか?

A.盗撮で逮捕されるとすれば、勝手に他人の自宅に入って盗撮をしかけたことであれば、不法侵入ということになるし、UPされたわいせつ動画にぼかし修正がなければわいせつ動画をインターネットに上げたということで摘発できる。(逆に言えば、ぼかしが入ってるから摘発されないということになる)

ということで、盗撮されないように対策を講じるしかないようです。
対策としては、SWASH制作のパンフレットp.15に少し書いてあること(http://swashweb.sakura.ne.jp/file/hatarakikatav2.pdf)と、その他、盗撮されてもそれがインターネットにUPされないように、お仕事の際はあらかじめ部屋を暗くしておくなど、気をつけましょう。